2021年9月15日現在の私の見解です。
画像は執筆当時(2019年7月)のままですが、PCもスマホも替えていないので、見え方は同じです。

この記事を読んで持ち帰っていただきたいことは・・・
情報を見やすく整理する方法

ブログにすぐ生かせる方法だよ!
2019年の夏、ちょっとした手術で入院しました。
その際に渡された入院案内パンフレットの表記がとても読みづらかったんですよ・・・。
日ごろから私は箇条書きや表の使用をおすすめしています。
この記事を読めば、その理由がわかり、どんな場面でどんなふうに使えばよいのかもわかります。
もくじ
画面サイズなどの前提条件
お示しする画像は私の使っているデバイスのスクショ。
それぞれサイズ・解像度は以下のとおりです。
■スマホ(HUAWEI Mate20lite)
■デスクトップPC

百聞は一見にしかず。具体例を見てみましょう。
箇条書きを使わない場合
一般病室(4人部屋)は無料ですが、個室を利用する場合は部屋代が別途かかります。
特別個室は5種類あり、料金は、A特室が15,000円(税別)/日、B特室が10,000円(税別)/日、C特室が8,000円(税別)/日、D特室が7,000円(税別)/日、E特室が6,000円(税別)/日に設定されています。
PCビュー

スマホビュー


わかりにく~い!

でしょ。
なお、「特室」は「特別個室」という意味で使われているようです。
わざわざ説明の必要な言葉を使わなくても、「個室」で表せますね。
次の例では「個室」に置き換えてみます。
箇条書きを使った場合
同じ文章を使います。
一般病室(4人部屋)は無料ですが、個室を利用する場合は部屋代が別途かかります。
特別個室は5種類あり、料金は、A特室が15,000円(税別)/日、B特室が10,000円(税別)/日、C特室が8,000円(税別)/日、D特室が7,000円(税別)/日、E特室が6,000円(税別)/日に設定されています。
PCビュー

スマホビュー

箇条書きの有無で比較すると
箇条書きを使わず表記した場合と、使った場合。
箇条書きを使って表記したほうがずっと見やすいですね。
10人に聞いたら10人とも同じように答えると思われます。
見やすい = 情報を受け取りやすい
これが箇条書きをおすすめする理由です。
そのつもりがなくても、情報がゆがんで伝わる可能性があります。
箇条書きを使うことで、相手に間違った情報を提供する可能性を抑えられますね。
これまで、100本超のブログ記事を添削してきました。
ご依頼くださった方には、必要な場面で適切に箇条書きが使えている方が意外にも少ないんですよ。
箇条書きを使ってリライトした例文をお見せすると、
といった反応を示されます。
箇条書きを効果的に使えば、最小限の文字数で最大の情報を伝えることが可能。
箇条書きを使わない場合に対し、箇条書きを使った場合、約34.4%もの文字数の削減が可能となりました。

文字数でSEO評価を稼ぐのは、もうやめましょうね。
ただ、併せてお伝えしたいのは、文字数が少ないこと自体を評価しているわけではないこと。
ポイントは、情報が整理されているかどうか。

ここテストに出ますよ
徹底的にスマホビューを意識しましょう
記事を執筆されるに当たり、ぜひ再確認してくださいね。

最後に、表を使うとどう変わるのか見てみましょう。
表を使った場合
やはり同じ文章を使います。
一般病室(4人部屋)は無料ですが、個室を利用する場合は部屋代が別途かかります。
特別個室は5種類あり、料金は、A特室が15,000円(税別)/日、B特室が10,000円(税別)/日、C特室が8,000円(税別)/日、D特室が7,000円(税別)/日、E特室が6,000円(税別)/日に設定されています。
PCビュー

スマホビュー

さらにスッキリまとまりました。

すごく見やすいね!

でしょ!
段違いに見やすくなり、わかりやすくなりました。
見やすい = 情報を受け取りやすい
一目瞭然ではありますが、一応データも比較してみましょうか。
表を使って情報を整理すると、箇条書きナシ(128文字)に対し、約66.4%もの文字数の削減に成功しました。
ことり的まとめ
ネットユーザーは文章を読みません。
昨今よく言われているので、一度は耳にしたことがあると思います。
私たち書き手からは想像しがたいことですが、これはまぎれもない事実。
殊に、キーワード検索によってブログ記事を訪問してくださった「初めてのお客様」には、パッと見で理解できる表現・表記を心がける必要があるのです。
今後のブログ記事執筆にお役立ていただけましたら幸いです。